暦の上では立秋が過ぎると秋の始まり。涼しさを感じる風や虫の鳴き声など季節感が深まっていくと、途端に気になるのが秋にぴったりの和菓子ではないでしょうか。今回は、あたたかい飲み物とともに楽しめる秋のおすすめ和菓子について詳しくご紹介していきます。
秋の和菓子の特徴
秋の和菓子の特徴は、栗や芋、ぶどうや柿など秋に旬を迎える食材の使用が多いことです。食材をひと粒丸ごと使ったり、きざんで生地に混ぜ込んだりなど、視覚的にも食感的にも季節感を楽しめるように作られています。
また、秋の季節は十五夜や十三夜など秋の伝統行事にちなんだ和菓子、満月や夕焼けなど秋の情景を彷彿とさせる和菓子も老舗のお店などで多く登場します。もみじや桔梗など秋の代表的な植物や花を模していることも特徴的であるでしょう。
秋におすすめの和菓子を見て食べて楽しむことで、より秋の訪れを感じることができるはずです。
秋の和菓子のおすすめ
和菓子ファンにとって、旬の食材が豊富な秋はとくに見逃せないシーズンではないでしょうか。冬へと移り変わってしまう前に、できるだけたくさんの秋の和菓子を味わいたいと願ってしまうもの。では、秋を楽しめる代表的なおすすめ和菓子をご紹介していきましょう。
芋ようかん
秋の和菓子のおすすめは芋ようかんです。芋ようかんは、蒸して丁寧に裏ごししたさつまいもを練り上げて成形させたもの。さつまいも以外の材料は砂糖や食塩のみと自然な風味を活かしていることが多く、ふんわりとした口当たりが特徴です。
旬のさつまいもの旨味やほくほくとした食感を堪能したい、甘さ控えめな和菓子をいただきたいという方にぴったり。また、芋ようかんは赤ちゃんの離乳食にもアレンジ可能で、家族みんなで楽しめる秋の和菓子でもあります。
出典:農林水産省
栗大福
栗の甘露煮とあんこを求肥餅(ぎゅうひもち)で包んだ栗大福も、秋におすすめの和菓子です。求肥餅とは、白玉粉に水飴や砂糖を練りこんだ時間が経っても柔らかいままで食べられるお餅のことです。
和菓子店によっては、求肥餅にきざんだ栗を練り込んでいることもあります。上品な甘さの栗とあんこ、ふわふわした求肥餅の組み合わせは、絶妙なバランスの美味しさ。栗大福は、栗を丸ごとひと粒味わいたい方、食べ応えのある秋の和菓子をお探しの方に向いています。
おはぎ
軽く砕いて蒸したもち米をふっくらと炊き上げた小豆あんでくるんだおはぎも秋のおすすめ和菓子のひとつ。秋のお彼岸に食べたり備えたりするイメージのあるおはぎですが、小豆の色の赤褐色にちなんで邪気払いに良い和菓子としても重んじられてきました。
おはぎの種類には定番のあんこを始め、きなこや青のり、ごまをまぶしたもの、枝豆をすり潰して作るずんだ等、地域によってさまざまなものがあります。お彼岸用の和菓子を探している方はもちろん、小豆の風味を堪能したい方にも満足感ある一品となるでしょう。
スイートポテト
バターや生クリームを使用していて洋菓子のイメージがあるスイートポテト。しかし、メインの材料となるさつまいもに粒あんや白あんなどを混ぜ合わせたり、和三盆糖を使ったりするなどして和風に仕上げたスイートポテトも秋の和菓子として人気になっています。
甘さ控えめでありながら、さつまいもの風味を活かして仕上げる和風スイートポテト。脂質を抑えたスイートポテトや厳選された種類のさつまいもを使ったスイートポテトを探している方におすすめです。
ぶどう餅
秋に実りを迎えたみずみずしいぶどうをひと粒丸ごと、もしくはぶどうを練り込んだあんこを柔らかい求肥餅で包んだぶどう餅もおすすめの和菓子。果肉感いっぱいの美味しさとしっとりとしたお餅が織り成す上品な味わいが特徴です。
小さなサイズの季節の和菓子やさっぱりといただける和菓子を探している方、フルーツ感覚で秋の和菓子を楽しみたい方にぴったりです。
福助では秋の和菓子が勢揃いしています
ホテルや旅館、スーパー、弁当メーカー、仕出し懐石料理店、介護施設などでいただく秋向けの業務用和菓子をお探しなら、大阪府高槻市にある福助がおすすめです。
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